2010年01月20日
鎌倉の烏天狗様
仕事のついでに鎌倉までちょっと足をのばしてみました。
姪が受験を控えているので、荏柄天神へその合格祈願と前世でご縁の深い長谷寺へ新年のご挨拶のに行く予定でした。
急に、ひとつ手前の北鎌倉駅で背中を押されるように降りてしまい、予定を追加して、母と娘が前世でお坊さんをしていた建長寺へ寄ってみることにしました。
鎌倉五山第一位の建長寺は、我が国最初の本格的な禅宗専門道場で、今も禅宗の法灯を守り、厳しい修行が続けられている寺です。
母はこの寺の偉いお坊さんで、前世の我が娘も含め、後輩のお坊さんに厳しく接していました。
その時に言葉厳しく叱咤激励したり、事を治めてしまったために、言葉でうまく表現できないカルマを作ってしまいました。
今年の正月に母はこのカルマ落としの為に建長寺に行ってきました。その時に、奥にある半僧坊の烏天狗の存在をしりました。
急な階段の上にある半僧坊には、烏天狗の像が立ち並び何とも言えない雰囲気です。火災除けや福寿増長のご利益があると言われていますが、とにかく烏天狗様は、欲のない人が好きなのです。
私にはまだまだ無縁だと思っていたのですが、せっかくご縁をいただいたので欲を取っていただけるようにお願いしながら階段を上ってきました。
一番上の展望台で、目を閉じると真っ赤な光が見えました。その光を吹き飛ばすようにすごい風が吹いた後、白い光に変わり、気持ちが軽くなってきました。
烏天狗様へお礼参りができる日が来ることを願って、荏柄天神と長谷寺に向かいました。
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│日記 (日常)