2009年07月31日
龍(たつ)とタローの生き癖
私は、新しい家族になった龍とタローの生き癖と毎日戦っています。
龍は、拾われた家ではトイレがちゃんとできたのに、我が家に来てからは失敗ばかりです。
ソファや布団の上だったり、洗濯物の中だったり、植木鉢の中だったり、新聞のスットク箱の中だったりと、いろいろな所で用をたしてしまします。
毎日、鼻を利かせて宝物探しゲームをしている感じです。
「きちんとトイレでして!」というと、「わかった。ごめんね。」というのです。
そして、「生き癖だからできないかも...。」ともいうのです。
確かに、前世のタッチの時もトイレの癖が悪く、何回も羽毛布団の上でされてしましました。
一緒にいた兄弟達の猫は、各家庭でトイレは完璧にできているようです。
「なんで、龍だけ できなくなちゃったの?」って、言いたいところですが、「生き癖」といわれたら、仕方がないと思いました。
「生き癖」って、頭でわかっていても、努力しなければどうにもできないものなんです。
龍に、「前世の時も、克服できたから大丈夫だよ。頑張れ。」って声をかけると申し訳なさそうな顔をします。
タローも、我が家に来た数日はいろいろな所で用をたしてしまいました。
先日、渡辺先生が来た時に「僕、頑張ったよ。」って挨拶したのです。
何のことかと思い、見に行くとケージの中のトイレの上で用をたせたのです。
ケージの中にいるのだから、当たり前と思ってはいけないのです。
本人は、「わがままな生き癖」を克服しようと頑張っているのです。
今も、自分からトイレの場所には行かないのですが、タイミングをみてケージに入れるとトイレの場所でできるようになりました。
「よく頑張ったね。」と褒めてあげると、ウサギのように飛び跳ねて喜びます。
どんな小さな生き癖だとしても、何世も繰り返してしまった生き癖のカルマはとても手ごわいものです。
動物に対しても、人に対しても、あたたかい心で見守っていかなければいけないのだと思いました。
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│日記 (日常)