2010年08月
2010年08月13日
支援物資のご協力ありがとうございました
たくさんの方からホームレスへの支援物資のご協力をいただきありがとうございました。
急に集めることになったにもかかわらず、思っていた以上にたくさんの物資が集まりました。
協力してくれた方に心より感謝いたします。
そして、自分が今、協力できる立場にあることに感謝したいですね。
私は来世、ホームレスになるビジョンもあります。
その来世で、前世の様々なカルマを大きく一気に清算する方法もあるのです。
先日の伊勢旅行の時、東京駅内でホームレスの方を見かけました。と、いうより神様に見せられました。
10センチくらい長く伸びた黒い爪がとても印象深く、その人の身なりも臭いも忘れることができません。
インドと違って、日本では生まれながらにホームレスであることほとんどありません。
それなりの生活をしていた人たちが何らかの理由で、職を失い、お金を失い、家を失い、家族を失うなどの負の連鎖による結果です。
私が東京駅で見せられたホームレスの人は、水場を使うこともできるのに、身体を洗うことも爪を切ることもしない「怠け者のカルマ」を背負って生まれ変わってきたようです。
もちろん怠け者はただ、ただ運を失うだけ。
カルマなので、きっと頭ではわかっていても変わることができないまま不運を人生を歩むことになるのです。
その人生によって大きくカルマの清算ができたとしても、とてもつらい人生でしょう。
来世は我が身かもしれません。
今は働き者でも、「逆返り」で怠け者の人生にさせられたり、「因縁霊」や「呪い」、「血族・先祖因縁」、「洗脳」などがあれば、私たちもどんな人生もありえることでしょう。
また、冬の時期に支援物資のご協力をお願いするつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。
急に集めることになったにもかかわらず、思っていた以上にたくさんの物資が集まりました。
協力してくれた方に心より感謝いたします。
そして、自分が今、協力できる立場にあることに感謝したいですね。
私は来世、ホームレスになるビジョンもあります。
その来世で、前世の様々なカルマを大きく一気に清算する方法もあるのです。
先日の伊勢旅行の時、東京駅内でホームレスの方を見かけました。と、いうより神様に見せられました。
10センチくらい長く伸びた黒い爪がとても印象深く、その人の身なりも臭いも忘れることができません。
インドと違って、日本では生まれながらにホームレスであることほとんどありません。
それなりの生活をしていた人たちが何らかの理由で、職を失い、お金を失い、家を失い、家族を失うなどの負の連鎖による結果です。
私が東京駅で見せられたホームレスの人は、水場を使うこともできるのに、身体を洗うことも爪を切ることもしない「怠け者のカルマ」を背負って生まれ変わってきたようです。
もちろん怠け者はただ、ただ運を失うだけ。
カルマなので、きっと頭ではわかっていても変わることができないまま不運を人生を歩むことになるのです。
その人生によって大きくカルマの清算ができたとしても、とてもつらい人生でしょう。
来世は我が身かもしれません。
今は働き者でも、「逆返り」で怠け者の人生にさせられたり、「因縁霊」や「呪い」、「血族・先祖因縁」、「洗脳」などがあれば、私たちもどんな人生もありえることでしょう。
また、冬の時期に支援物資のご協力をお願いするつもりです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2010年08月06日
「本当の豊かさのために」
長女が、[少年の主張]の作文でインドでの体験を書きました。
これも「セヴァ基金」を続けてくれている皆様の協力があるから経験できたことなので、ご紹介いたします。(わかりやすいように写真も載せてみました)
「本当の豊かさのために」
小学校五年の春休み、私は初めてインドに行きました。
インドの第一印象は何と言っても人が多いということでした。
特に日本では見たことのない乞食の存在にとても驚きました。
小さい子供たちが汚い服を着て、お金が欲しくて手を出して、しつこく追いかけてきます。私はどうしてよいのか戸惑いました
私の母は、パワーストーンのお店を経営しています。
そこで一緒に働いている先輩や、お客さんとインドの孤児を支援しているボランティアグループ「セヴァ基金」を運営しています。
私や私の兄弟もおこづかいから寄付をしています。
基本的にはひとりの人が一カ月千円寄付してくれて、そのお金を集めて、孤児院の運営のために日本から送金したり、直接インドに持って行きます。
インドは今IT産業で飛躍的に発展し、国際的には発展していますが、裕福な人はほんの一部で、全体の三割以上が、貧しい最低の生活をしています。
そのため、一か月千円の寄付は、孤児の一ヶ月の食費となります。
毎年春休み、私は母やその先輩と共にインドに行き、支援している孤児を訪ねます。
その孤児院の大きさは、日本の教室の四分の一ぐらいで、そこに四十人以上の孤児たちが生活し、昼間は教室として使われ、学校の役目も果たしています。
子供たちは私たちを歓迎してくれて、歌や踊りを見せてくれます。
私たちはいつもいろいろな日本のお菓子を小袋につめて、ひとりひとりに渡します。
ふだんおやつなどない子供たちは、お菓子が珍しくとても喜び、大切に食べてくれます。

孤児院にいる子供たちは本当に明るくのびのびしています。
そこにいるまだ三十代の若い校長先生は自分の子供も孤児と一緒に育てています。
母が「あなたのお子さんは?」と言うと、「みんな私の子供です。」と返されました。自分のこどもも孤児も分けへだてなく思っている校長先生の姿に感動しました。
インドでは、文字が読めること、まして公用語である英語を話せることは大人になって就職する時に大きく影響します。
教育がまさに財産になり、一生乞食で生きるか、自活で生きるかという、格段の差を産みます。
ですから、学校に通えること、勉強ができることは子供たちの喜びなのです。
日本では学校に通うこと、勉強ができることが当たり前ですが、世界では決してそれが当たり前ではないと知りました。
私は今の自分がおかれている現状にもっと感謝しなければいけないと思いました。
去年から、狭すぎる学校と増える孤児のために新しい学校建設のプロジェクトが始まりました。
みなさんの善意と協力により多額の寄付金が集まり、スイスの支援者も現われ、学校が建てられました。
この春休み、私たちはその新しくできた学校を見に行ってきました。
小さな教室が三つ、ブランコと井戸がありました。
新しい学校をインドの子供たちは本当に喜んでくれました。

多くの人たちの小さな善意が集まって、インドの子供たちの大きな希望となりました。
私はこの一連の流れを止めることなく、これからの世代である私たちが、この小さな国際協力を続けてゆければと思います。
世界を知ることで、日本の良さを再確認することができ、またできることから少しずつ人のために生きることは、本当の意味で私たちの人生を豊かにすることとなるでしょう。
これも「セヴァ基金」を続けてくれている皆様の協力があるから経験できたことなので、ご紹介いたします。(わかりやすいように写真も載せてみました)
「本当の豊かさのために」
小学校五年の春休み、私は初めてインドに行きました。
インドの第一印象は何と言っても人が多いということでした。
特に日本では見たことのない乞食の存在にとても驚きました。
小さい子供たちが汚い服を着て、お金が欲しくて手を出して、しつこく追いかけてきます。私はどうしてよいのか戸惑いました

私の母は、パワーストーンのお店を経営しています。
そこで一緒に働いている先輩や、お客さんとインドの孤児を支援しているボランティアグループ「セヴァ基金」を運営しています。
私や私の兄弟もおこづかいから寄付をしています。
基本的にはひとりの人が一カ月千円寄付してくれて、そのお金を集めて、孤児院の運営のために日本から送金したり、直接インドに持って行きます。
インドは今IT産業で飛躍的に発展し、国際的には発展していますが、裕福な人はほんの一部で、全体の三割以上が、貧しい最低の生活をしています。
そのため、一か月千円の寄付は、孤児の一ヶ月の食費となります。
毎年春休み、私は母やその先輩と共にインドに行き、支援している孤児を訪ねます。
その孤児院の大きさは、日本の教室の四分の一ぐらいで、そこに四十人以上の孤児たちが生活し、昼間は教室として使われ、学校の役目も果たしています。
子供たちは私たちを歓迎してくれて、歌や踊りを見せてくれます。

私たちはいつもいろいろな日本のお菓子を小袋につめて、ひとりひとりに渡します。
ふだんおやつなどない子供たちは、お菓子が珍しくとても喜び、大切に食べてくれます。

孤児院にいる子供たちは本当に明るくのびのびしています。
そこにいるまだ三十代の若い校長先生は自分の子供も孤児と一緒に育てています。
母が「あなたのお子さんは?」と言うと、「みんな私の子供です。」と返されました。自分のこどもも孤児も分けへだてなく思っている校長先生の姿に感動しました。
インドでは、文字が読めること、まして公用語である英語を話せることは大人になって就職する時に大きく影響します。
教育がまさに財産になり、一生乞食で生きるか、自活で生きるかという、格段の差を産みます。
ですから、学校に通えること、勉強ができることは子供たちの喜びなのです。
日本では学校に通うこと、勉強ができることが当たり前ですが、世界では決してそれが当たり前ではないと知りました。
私は今の自分がおかれている現状にもっと感謝しなければいけないと思いました。
去年から、狭すぎる学校と増える孤児のために新しい学校建設のプロジェクトが始まりました。
みなさんの善意と協力により多額の寄付金が集まり、スイスの支援者も現われ、学校が建てられました。
この春休み、私たちはその新しくできた学校を見に行ってきました。
小さな教室が三つ、ブランコと井戸がありました。
新しい学校をインドの子供たちは本当に喜んでくれました。


多くの人たちの小さな善意が集まって、インドの子供たちの大きな希望となりました。
私はこの一連の流れを止めることなく、これからの世代である私たちが、この小さな国際協力を続けてゆければと思います。
世界を知ることで、日本の良さを再確認することができ、またできることから少しずつ人のために生きることは、本当の意味で私たちの人生を豊かにすることとなるでしょう。